童貞率が年々増えているって本当!?童貞の数からわかる社会情勢

童貞の数の推移

国立社会保障・人口問題研究所という、厚生労働省の施設等機関があります。
この研究所は、1939年、戦前から厚生省の人口研究所として設立されている機関です。
社会保障研究はもとより、人口・経済・社会保障の関連についての調査研究をしています。

この機関、結構面白くて、興味深い調査を行ってその結果を公表してくれています。
その中で、最新のデータは、「第15回出生動向基本調査」というもので全部で400ページを超えるものすごい量の貴重な情報が詰まっています。

今回は、「表3-10 男女年齢別、学歴別、性交渉の有無別、未婚者数」に基づき、男女の未婚者の童貞率、処女率について調査したデータを取り上げ、深掘りしてみます。

第11回
(1997年)
第12回
(2002年)
第13回
(2005年)
第14回
(2010年)
第15回
(2015年)
男性18〜34歳(全体)35.7%35.3%31.9%36.2%42%
18〜19歳64.9%64.2%60.7%68.5%72.8%
20〜24歳35.8%34.2%33.6%40.5%47%
25〜29歳25.3%25.6%23.2%25.1%31.7%
30〜34歳23.4%23.4%24.3%26.1%25.6%
女性18〜34歳(全体)43.5%37.3%36.3%38.7%44.2%
18〜19歳68.3%
62.9%62.5%68.1%74.5%
20〜24歳42.6%38.3%36.3%40.1%64.5%
25〜29歳34.1%26.3%25.1%29.3%32.6%
30〜34歳28.8%26.6%26.7%23.8%31.3%

こちらの表でわかることがたくさんあります。
男性で言えば、30歳から34歳を除いて、すべての年齢層で急激に数字が上昇しているということ。つまり、童貞率が急激に上がっているということです。

18歳から19歳では、68.5%から72.8%に4.3%童貞率が上昇。
20歳から24歳までは、40.5%から47%まで6.5%童貞率が上昇。
25歳から29歳までも、25.1%から31.7%6.6%も童貞率が上昇しています。

未婚率も同様に急激に上がってきている状況がありますが、そもそも童貞率がここまで高いと結婚しない人が増えているのは当然の結果となります。
そして、少子高齢化と言われて久しいわけですが、子供が増えていかないのも当然の結果です。

国は、子供を増やす施策として、幼児教育無償化、子ども手当など、養育する手助けを行っているわけですが、それは、あくまで結婚したカップルに向けての施策でしかありません。
つまり、結婚に至らない、セックスをする人がどんどん減っているという状況には、なんの対策も打てないのです。

そもそも若い人に精力がないという話もあります。
最近の若い人が食べるコンビニ弁当には、多くの悪い添加物が入っているといいます。

その添加物が精力を減退させているといいます。

精力剤ですから、つまり元気もでます。
こういうのも飲んでみるというのもありかもしれません。

童貞が増えているということは、つまり彼女を持たない、交際をすることすらないということも意味していると思います。
そもそも、彼女を作らなくてもいい、自分独自の生活リズムを尊重したいという声も聞こえてきます。

私は、40歳を越えていますが、学生時代というのは、モテたい、彼女を作りたいということばかり考えていました。
ですから、やせ我慢でなく、特に彼女は必要ないと考える若者が多くいるというのは、理解しづらいのですが、これも価値観の多様化なのでしょうか!!?

女性側も見てみます。
特筆すべき点は、20歳から24歳までの40.1%から64.5%という急激な処女率の上昇です。

数字のバグだと思ってしまうほどの急上昇です。
20歳から24歳といえば、社会人、学生のどちらかで、彼氏ができる時期だと思うのですが、過半数以上の女性が彼氏がいない、だから処女ということなのでしょうか?

女性から交際を申し込む事ができる女性はあまり多くないでしょうから、ここでも男性からの告白が減ってきていることを示しているような気がします。

異性を求める行為というのは、人間にもともと備わった本能だと思っていました。
だから、理性でその本能を抑えることはできても、もともとある本能を変えてしまうことはできないと思います。

本当に本能が変わってきているのか、それとも若者の貧困化などの環境が日常的にその本能を押さえ込み続けているのか、昔ながらの考えをもつ人間として注意深く見守ってみたいと思います。